内科・消化器内科・内視鏡内科・糖尿病内科 内科・消化器内科・内視鏡内科・糖尿病内科 医療法人社団 河原医院

078-851-2206 〒658-0051 兵庫県東灘区住吉本町2-12-3 JR住吉駅北側 徒歩1-2分 無料駐車場 3台分あり
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内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ) ENDOSCOPY

内視鏡について

「楽なだけじゃない、質の高い内視鏡検査を約束します」

河原医院では、日本消化器病学会専門医・指導医かつ日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である副院長が、ハイクオリティな内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を行っています。
近年の技術の進歩により、内視鏡のスコープは細くしなやかなものとなり、患者さんの負担は以前より軽いものになってきました。また、鎮静剤を注射することで苦痛を抑え、より楽に検査を受けられる内視鏡検査が一般的になってきています。
河原医院でも高性能な内視鏡機器を導入し、ご希望の患者さんには鎮静剤を使用することで、できるだけしんどくない内視鏡検査を心掛けております。クリニックはJR住吉駅(神戸市東灘区)北出口から徒歩1-2分に位置しており、鎮静剤を使用しても電車やバス、タクシーなどを利用して楽にご帰宅いただくことが可能です(鎮静剤使用後は、翌朝まで自動車・バイク・自転車の運転は控えていただくことが一般的です)。
ただ、楽に受けられることはもちろん大事なのですが、「高度な技術・豊富な知識に基づいた正確な診断」が、もっとも重要であることは疑う余地がありません。副院長は相当数の実践経験を積み、患者さん第一の内視鏡検査・治療を心掛け常に腕を磨いてきました。また、国内外で内視鏡技術を指導する経験も積んできました。
早期がんに対する内視鏡手術であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)やその発展手技であるPOEM(経口内視鏡的筋層切開術)を、主術者として多い時では年間100件以上完遂し、開業前数年間は術者または指導者として毎年同等の件数を経験してきました。がんを内視鏡で早期発見するには、高次医療機関で多くの早期がんを実際に自分で診療し、診断から治療まで真剣に取り組んできた経験が土台となります。特殊な疾患の診断についても同様です。これまでたくさんの患者さんから直接学ばせていただいた経験を活かして、わずかな病気の徴候も見逃さず、的確な内視鏡診断を行います。
いまも医療センターにおいて常勤の先生方と協力し、術者あるいは指導者として内視鏡治療(ESDなど)も継続しており、常に質の高い胃カメラ・大腸カメラを行うよう日々精進を続けています。安心して検査をお任せください。
なお、明らかに内視鏡治療が必要な病変に関しては、医療センターで非常勤医師として外来を行っておりますので、そちらでご相談をお受けしております。
甲南医療センター 予約先 https://kohnan.or.jp/kohnan/outpatient

神戸大学病院 手術室にて インドネシア大学附属チプト病院にて 神戸国際消化器内視鏡ハンズオンセミナーにて指導

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について

胃カメラは、先端に小さなカメラを備えたスコープで上部消化管、つまり咽頭(のど)、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。検査時間は約5-10分と短時間ですし、ご希望の患者さんには鎮静剤を使用することで、眠っている間に楽に内視鏡検査を受けていただけます。河原医院はJR住吉駅(神戸市東灘区)北出口から徒歩1-2分に位置しており、帰り道も電車やバス、タクシーなどをご利用いただきやすい環境が整っています(鎮静剤使用後は、翌朝まで自動車・バイク・自転車の運転は控えていただくことが一般的です)。鎮静剤を使用しない場合は運転に制限はありませんし、無料駐車場(3台分)もご利用いただけます。

なぜ胃カメラが大切か

胃カメラにより、食道がん、胃がんなどの腫瘍の有無、逆流性食道炎や胃炎などの状態を正確に診断することが可能です。良性・悪性を判断するため、あるいは炎症を起こしている原因を確認するため、検査中に組織をごく少量採取することもできます(生検)。
当院では高精細な内視鏡を導入し、1cmに満たない早期がんも発見することが可能です。昔と違い、咽頭がん、食道がん、胃がん、十二指腸がん、いずれのがんも早期発見できた場合には、内視鏡治療により臓器を温存したまま完治を目指すことができます。一方、がんが進行すると、胃や食道などの臓器ごと切除する外科手術や化学療法(抗がん剤)が必要となり負担は大きくなります。また進行がんは、早期がんと比べて治療後の再発率も高いことが知られています。がんは初期には症状がないことも多いため、胃カメラが早期発見のためのもっとも確実な方法となっています。
河原医院では早期発見・早期治療をモットーに、日本消化器病学会専門医・指導医かつ日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である副院長が、安心・確実な胃カメラを行っています。検査をするかどうかも含め、ぜひ一度当院までご相談ください。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)について

大腸カメラは、先端にカメラを備えたスコープで大腸(結腸と直腸)を観察する検査です。小さなポリープに関しては、必要に応じて検査中に切除することも可能です。また、ご希望の患者さんには鎮静剤を使用することで、眠っている間に楽に内視鏡検査を受けていただけます。河原医院はJR住吉駅(神戸市東灘区)北出口から徒歩1-2分に位置しており、帰り道も電車やバス、タクシーなどをご利用いただきやすい環境が整っています(鎮静剤使用後は、翌朝まで自動車・バイク・自転車の運転は控えていただくことが一般的です)。鎮静剤を使用しない場合は運転に制限はありませんし、無料駐車場もご利用いただけます。

なぜ大腸カメラが大切か

大腸カメラにより、大腸がんを含む大腸ポリープの有無や、潰瘍性大腸炎などの炎症を起こす病気について、正確に診断することが可能です。また、大腸ポリープには色々な種類がありますが、切除が望ましく、かつ小さなポリープである場合には、その場で安全に切除することも可能です。
大腸がんは、国内のがん罹患数(1年の間にがんとあらたに診断された患者さんの数)第1位、がん死亡数では第2位(女性では1位)であることがわかっており(国立研究開発法人国立がん研究センター 2024年2月最新データ)、われわれ日本人にとって、もっとも身近ながんとなっています。
大腸カメラおよびポリープの切除が、大腸がんによる死亡を防ぐ効果があることは既に多くの研究で示されています。しかし、「大腸カメラはしんどい」というイメージが先行し、なかなか検査に踏み切れない方が多く、大腸がんによる死亡数が減らないのが現状と考えられています。大腸がんによって苦しむことのないよう、適切なタイミングで大腸カメラを受けていただきたいというのが、われわれの切な願いです。

早期がんと進行がん

大腸カメラによりポリープを発見し、仮に既にがんになっていたとしても、早期がんの場合は内視鏡治療により臓器を温存したまま完治を目指すことができます。一方、がんが進行すると、大腸を一部、あるいは半分近く切除する外科手術や人工肛門を造設する手術、化学療法(抗がん剤)が必要となります。入退院の繰り返しや複数回の外科手術を余儀なくされる場合も多く、負担は大きくなります。また進行がんは、早期がんと比べて治療後の再発率も高いことが知られています。大腸がんは初期には症状がないことも多いため、大腸カメラが早期発見のためのもっとも確実な方法となっています。

河原医院で行う大腸カメラの特徴

大腸の長さやかたちには個人差があり、大腸カメラの難易度も患者さんによって変わります。内視鏡検査を行う医師にとっても、大腸カメラの技術を取得するには胃カメラより時間がかかることが一般的です。さらに、患者さんに極力苦痛を与えず、小さな病変も見逃さず発見し、迅速に病変の診断や治療を行うには、質の高い厳密なトレーニングが必要となります。
日本消化器病学会専門医・指導医かつ日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である副院長は、神戸大学病院をはじめとした複数の基幹病院で、多くの大腸がんの早期診断と内視鏡治療やその指導を行ってきました。過去に大腸カメラでしんどい思いをされた方の検査もたくさん担当してきました。「なるべく苦痛がない」だけでなく「質の高い」大腸カメラを行うよう精進を続けています。
河原医院では早期発見・早期治療をモットーに、安心・確実な大腸カメラを行っています。検査をするかどうかも含め、ぜひ一度当院までご相談ください。

短期滞在手術等基本料1の施設基準を満たしています

河原医院は、人員の十分な配置や回復室の整備、緊急時の医療体制など、日帰りでの大腸ポリープ切除術を安全に行うための施設基準を満たしており、行政より認定をいただいています。そのため、日帰り手術として大腸ポリープ切除術を実施した際には上記の加算が追加されます。ご理解のほどよろしくお願いいたします(検査のみの場合、加算は追加されません)。

胃がん内視鏡検診(50歳から)について

「日本消化器内視鏡学会専門医・指導医が行う胃がん検診」
河原医院は神戸市胃がん内視鏡検診の指定医療機関となっています。ご予約はお電話で受け付けております。
078-851-2206

検診では、内視鏡(胃カメラ)を用いて主に胃がんの有無をチェックします。先端に小さなカメラを備えたスコープで上部消化管、つまり咽頭(のど)、食道、胃、十二指腸を観察します。検査時間は約5-10分と短時間です。

対 象
当年度に偶数歳の誕生日を迎える50歳以上の神戸市在住の方
検診料
50歳から68歳まで → 2000円
70歳以上で「胃がん検診無料受診券」をお持ちの方 → 無料

詳細は神戸市のホームページをご覧ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a97852/kenko/health/kenshin/shimin/naisikyou.html

河原医院はJR住吉駅(神戸市東灘区)北出口から徒歩1-2分に位置しており、電車やバス、タクシーなどをご利用いただきやすい環境が整っています。無料駐車場も3台分ご用意しております。

なぜ胃がん検診が大切か

胃がんはわれわれ日本人にとって昔も今も身近ながんです。国立研究開発法人国立がん研究センターが2024年2月に発表している最新データでは、国内のがん罹患数(1年の間にがんとあらたに診断された患者さんの数)ならびに死亡数、ともに第3位であることがわかっています。胃がんによって亡くなる方を減らす取り組みとして、胃がん検診は行われています。
2010年代に鳥取県4市(鳥取、米子、倉吉、境港)と新潟市において、胃がん検診に関する大規模な研究が行われました。その結果、3年以内の少なくとも1度の内視鏡検診で30%の胃がん死亡率減少効果があることがわかりました(Hamashima C, et al. PLoS ONE. 2013より)。また、内視鏡検診は胃透視検診に比べて、胃がんの発見率が6倍以上高かったとする報告もあります(赤松泰次ら. 消化器内視鏡. 2019より)。
胃がんによって苦しむことのないよう、皆さんに適切なタイミングで胃カメラを受けていただきたいというのが、われわれの切な願いです。